私たちのこと

これまで
わたしたち夫婦は、フォトグラファーとして働きながら、たくさんの結婚式で写真を撮ってきました。
そんな私たち自身が結婚するとき、
「今まで見てきたような結婚式場で結婚式をするのは自分たちらしくない」と思いました。
大げさな演出や過剰なサービスは要らないんだよなぁ、と少し反発する気持ちがありました。
ただ「シンプルに」「大切なひとと」「ゆっくり食事して」「おしゃべりして」「写真を残したい」それだけ。
ところが、それが叶う場所は簡単に見つからない。
じゃあ、自分たちのフォトアトリエを作って結婚式もできるようにしたいねと語り合うようになりました。
そうして、京都・桂川に Umoreをオープンしたのが2016年9月。
まずは私たち夫婦が結婚式をしてみました。
これがとっても良かった。
ここでこんな結婚式ならやりたいと思うひとは必ずいる、そんな気持ちになりました。
いざ、Umoreでの結婚式のプロデュースを始めてみると自由なぶん、たいへんな労力を要しました。
新郎新婦の希望はどんなことも叶えたくなりました。
「お客さまの思う通りに」との気持ちが強かったのです。
でも…ほとんどの方にとって人生ではじめての結婚式の準備なのに
「お客さまの思う通り」が、果たしてベストであるかどうか?
そんな疑問も生まれたのです。
シンプルに、と思ったのに「自由」が新郎新婦を混乱させてしまうことも。
私たちはフォトグラファーとして見てきた数々の結婚式や、実際にUmoreで結婚式をプロデュースした実例、
様々な経験を元に、新郎新婦を導いていかなくてはならないと強く感じました。
試行錯誤の中で、いつも考えていたことは、「シンプルに」「シンプルに」ということ。
詰め込まなくていい。余白があるほうがいい。
自分たちの結婚式。
誰かと比べないで、自分たちの気持ちをもっと見つめる時間をつくってほしい。
結婚式の準備期間は、これまでと、いまと、これからを、
夫になる新郎と、妻になる花嫁が、考え始める第一歩です。
だから、Umoreでは、新郎新婦が無理をしない頑張りすぎなくてもちゃんと素敵になるように、
とお手伝いの準備を整えているのです。
いま
Umoreでは少人数の結婚式をつくるお手伝いをしています
新郎新婦もゲストもリラックス、落ち着いた気持ちで結婚の日を祝います。
穏やかで心地よい、この日は、Umoreが二人の家です。
ほんとうの贅沢とはどんなことでしょうか。
ほんとうの豊かさとはどんなことでしょうか。
普段の生活の延長に、結婚式という今日があるのです。
なにも特別な大げさなことがなくても
大切なひとが集まって、おいしい食事に、気兼ねのないおしゃべり。
そんなふうに過ごすUmoreでの一日が、きっと二人のこれからの人生の「糧」になると信じています。
これから
情報が多い時代だからこそ、惑わされずにいたい。
「自由」「オリジナル」という流行の波から抜け出して、リラックスできる空気をつくりたい
そして、結婚式の準備期間も「大変」「忙しい」ばかりにならないように、過ごしてほしい
せっかくUmoreを選んでくれたのだから、すべてにおいて導けるように、
と衣装のオリジナルブランド「andumore」もはじめました。
「すべてはUmoreを選んでくれるお客さまのために」Umoreの根本的な考えです。
夫婦にとって、家族にとって、人生におけるもっとも大切な一枚の写真を残したい
本当に大切なことはなんだろう?つねに問いかけながら
夫婦になる、その決意のときに寄り添う私たちでありたいです。