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レポート

 

カメラマンになって今日で10年目。

2017/10/01
働き方

 

わたしが写真の仕事を始めて、今日でちょうど10年です。
東京で勤めていた会社を辞めて、大阪の写真館へ。未経験からの転職でした。

この10年間、繰り返し繰り返し、いつもこの「写真を仕事にするんだと決めたときのこと」を思い出してきました。糧にしてきました。

写真を仕事にすると決めた頃、わたしは落ちぶれ社会人で、「みんなにできることがわたしにはできない」と挫折していました。東京の会社で、毎日泣いて、負けまいと必死でした。

だけど、どうにも情けないくらいに涙が出るので「みんなには出来ない、わたしにしか出来ないことがあるはず」と思い直して、この悔しさと惨めさを糧にしていくことを決めました。

写真の仕事にも、たいへんなことはたくさんありました。プレッシャーや忙しさや重たい機材、でも、いつでも「写真を仕事にするんだ」と決めたときのことを思うと挫けずに、「でもやる」「続けるんだ」と思えるのでした。

自分で見つけた、自分の仕事。自分で選んだ、自分でつくる仕事。

10年経ったからどうだってことはないけど、やっぱり今日は、いつもよりもあの頃のことを思い出していました。

なんでもない今日。一生懸命働いて、あっという間に過ぎ去ろうとしてる今日。

同期のみんなはどうしてるかな。転職してからは「同期」なんていないけど、東京にいたときの仲間が今でもわたしの同期で、いつでも心の中で支えてくれているように思います。

わたしが東京にいたのはたったの6ヶ月。働いていた、とも言えないくらいのしょうもなさだけど、その6ヶ月では学べなかったイロハを10年かけて集めてこれたかなとおもいます。

仕事っていいなぁ。

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